鍼灸師になるための学びの日々

人生の折返し地点で鍼灸師になることを決意。日々の学校の授業の内容を復習のためにブログに綴っていきます。

【生理学Ⅱ-15】交感神経の働き

中枢神経系(脳、脊髄)から出たニューロンは効果器に至る間にシナプスを形成したニューロンを変える。(乗り換え) このニューロンのシナプスの存在する部位を自律神経節という。 ○節前ニューロン:中枢神経系内に細胞体を持ち、軸索はB繊維○節後ニューロン…

【解剖学Ⅰ-15】胸膜と消化器系

胸膜について 胸膜とは、胸郭(胸壁+横隔膜)と肺の間にある膜のこと。 胸膜 ー 臓側胸膜(肺の周りを一周する膜) ー 胸膜腔(空洞) ー 壁側胸膜(縦隔胸膜/肋骨胸膜/横隔胸膜) ※胸膜腔の下端の下位肋骨と横隔膜の間の狭い空間を胸膜洞という。 ■胸膜…

【生理学Ⅰ-14】静脈還流の駆動システム、特殊な部位の循環

6)静脈について 1.静脈圧 毛細血管を流れた血液は、細静脈→静脈→大静脈を通って心臓に戻る。これを静脈還流という。 ところが、静脈圧は動脈圧に比べて非常に低く、重力の影響を受ける。 ■重力に逆らって静脈内の血液が循環する仕組み 2.静脈還流の駆…

【経絡経穴】足の太陰脾経

【太陰脾経の五要穴】原穴:臓腑の原気(元気)の状態が現れる →脾の原穴:太白 郄穴:急性症状 →脾経の郄穴:地機 絡穴:慢性症状/表裏する経脈を同時に治療 →脾経の絡穴:公孫 墓穴:臓腑の気が多く集まる(全て胸腹部) →無し 背部兪穴:五臓の疾病反応…

【解剖学Ⅱ-13】頭蓋骨

頭蓋骨 = 脳頭蓋 + 顔面頭蓋 1.脳頭蓋(6種8個) 前頭骨 ー 1コ 頭頂骨 ー 2コ 側頭骨 ー 2コ 後頭骨 ー 1コ 蝶形骨 ー 1コ 篩骨 ー 1コ ①頭蓋冠(とうがいかん):ドームのような屋根になる部分 ■頭蓋冠を形成する骨の連結 ・冠状縫合:前頭骨…

【生理学Ⅱ-14】脳脊髄液と末梢神経系~自律神経系

脳脊髄液 脳脊髄液はイオン類を多く含む細胞外液で脈絡叢から分泌される。 ・脳室内:30ml ・クモ膜下腔:110ml 1日500ml分泌されるために、日に3~4回入れ替わる。 脳脊髄液の機能 ・中枢神経系(脳と脊髄)の保護 ・脳脊髄の細胞外液の排泄路 ・脳と脊髄の…

【解剖学Ⅰ-14】呼吸器系(鼻腔~肺胞まで)

呼吸器系とは? 空気中から酸素を体内に取り込み、体内で発生した二酸化炭素を体外に放出する必要がある。これを行う器官系を「呼吸器系」と言う。 ■上器官 ・鼻腔 ・咽頭 ・喉頭■下器官 ・器官 ・主気管支 ・肺 これらのうち、ガス交換をするのは「肺」。そ…

【生理学Ⅰ-13】循環の調節

どうやらページを飛ばしてプリントアウトしてしまったらしく、本来はこの授業の前にやるべきところがあったらしい。。それはまた来週ということで。。 5.循環の調節 私たちの身体には循環を自動的に調節するシステムが備わっている。 1.循環の調節システ…

【東洋医学概論-12】血 の生理と作用

血の生理 血は血脈中に流れる赤色の液体で、豊富な栄養分を有している。営気、津液、精により構成され、気の推動作用を受けて循環し、全身を滋養している。 1.血の化生(生成) ①飲食物から化生される(こっちがメイン) ②精から化生される(必要に応じて…

【解剖学Ⅱ-13】下肢の骨と下肢の関節

2.膝蓋骨 ・大腿骨下端で大腿骨顆の膝蓋面と関節をつくる逆三角に近い扁平な骨(種子骨) 種子骨⇒人体最大の種子骨 3.頸骨(けいこつ)太い方 ・内側顆:上端の内側に肥厚した部分 ・外側顆:上端の外側に肥厚した部分 ・顆間隆起:上端上面の中央で2つ…

【生理学Ⅱ-13】高次脳機能と睡眠

新皮質の特徴2:高次脳機能 簡単に言うと「空気を読む」機能。 高次脳機能には、認識、思考、判断、創造、言語、学習、記憶、感情などがあり、これらの機能は主として大脳皮質の活動によって担われる。 1)言語機能 ■言語野左半球の前頭葉 → Broca野(ブロ…

【解剖学Ⅰ-13】リンパ系

リンパ系について 組織液(間質液)=動脈血の血漿の一部が毛細血管壁を通って組織内に漏出したもの。組織液の一部(10%)はリンパ(液)としてリンパ管に回収される。リンパ液とは、回収しきれなかった組織液、毛細血管に入りきれなかった組織液。 ※分子量…

【経絡経穴】足の陽明胃経

【陽明胃経の五要穴】 原穴:臓腑の原気(元気)の状態が現れる →胃の原穴:衝陽 郄穴:急性症状 →胃経の郄穴:梁丘(りょうきゅう) 絡穴:慢性症状/表裏する経脈を同時に治療 →胃経の絡穴:豊隆 墓穴:臓腑の気が多く集まる(全て胸腹部) 大腸の募穴 → …

【解剖学Ⅱ-11】下肢の骨(大腿骨)

大腿骨(人体で最も大きな長骨) ・大腿骨頭:上端に有り球状をし、寛骨臼にはまり股関節を作る・大腿骨頸:大腿骨頭の外側下方でくびれた部分。大腿骨頭と大腿骨体の角度を頸体角・大転子:大腿骨頸の外側上方の隆起(外寛骨筋)・小転子:大腿骨頸の内側下…

【生理学Ⅱ-12】大脳基底核

今日は、絶対に国試に出ると言われる「大脳基底核」について。 大脳基底核について 大脳髄質(白質)の中にある灰白質の塊を大脳基底核という。 大脳基底核は、 ・尾状核(びじょうかく)・被殻(ひかく)・淡蒼球(たんそうきゅう)・前障(ぜんしょう)※本…

【解剖学Ⅰ-12】静脈と胎児循環

前回の続きで、今日は「静脈」。動脈よりか少ない気はするけど、それでもややこしいのは同じ。。。 静脈について 一般的に静脈は伴行静脈として動脈と並んで走り、動脈と同じ名前で呼ばれる(深静脈)。また、皮下には体温調節を行う皮静脈が存在する(浅静…

【東洋医学概論】中間試験対策

■「気」について 問1.「機能による分類」を4つ答えよ ①元気(先天の精)②宗気(後天の精+自然界の精気)③営気(水穀の精気)陰④衛気(水穀の悍気)陽 問2.「元気」の分布と働きを答えよ 分布:臍下丹田に蓄積され、三焦を通路とし全身に分布する。働き…

【生理学Ⅱ-11】大脳

今日から大脳!まずは解剖学的に、どこに何があるかの説明。 ・大脳縦裂により左右に分けられる⇒右脳と左脳・大脳横裂により小脳と区分される・大脳半球の表面は大脳溝により、大脳回という盛り上がりに覆われる ※大脳縦裂 ⇒ 大脳の真ん中にある溝※大脳横裂 …

【解剖学Ⅰ-11】血管の構造と動脈系

まだ中間テスト中だけど、今日の授業を聞いていて既に期末の不安が・・・。この動脈系、どうやって覚えればいいんだろ…汗。 血管の構造について 血管の構造は内膜・中膜・外膜の3層から成る。(この辺は生理学でもやったからおさらい)・内膜:単層扁平上皮 …

【生理学Ⅰ-10】毛細血管について

毛細血管とは ①毛細血管とは、細動脈から分かれた非常に細い血管であり、各組織内のすみずみまで分布している。そして再び集合し細静脈となる。細動脈 → 毛細血管 → 細静脈②組織内で毛細血管内の血液と、組織細胞の間質液との間でガス交換と物質交換(栄養物…

【解剖学Ⅱ-9】下肢の骨格~寛骨(骨盤)~

今日から下肢について。 骨盤を構成している「寛骨+仙骨+尾骨」の寛骨のお話。 寛骨は、思春期まで腸骨と坐骨と恥骨の3つに分かれている。 寛骨臼:深い半球状のくぼみで、大腿骨頭がはまり込む。月状面:寛骨臼内の三日月型の関節面 ①腸骨について(寛骨…

【解剖学Ⅰ-10】心臓の続き

心房と心室について 先週に引き続き、心臓についてのお話。 心臓は心房と心室で上下に分かれている。さらに、動脈血と静脈血が混ざらないように、心房中隔と心室中隔によって内腔が左右で完全に分離している。 そのため、心臓の内腔は左心房・左心室、右心房…

【生理学Ⅰ-9】心臓の続きと血管

2)心音 心音は第1心音~第3心音に区分される。(第3心音は重要でない) ■第1心音 ・いつ→収縮期の開始時に発現する心音 ・どこで→心尖部 ・何の音→房室弁(僧帽弁+三尖弁)の閉まる音 ■第2心音 ・いつ→弛緩期の開始時に発現する心音 ・どこで→心底部…

【東洋医学概論-8】気の病理について

4.気機(きき) ~先週からの続き~ 気の運動のことを「気機」と言う。 気機には「昇」「降」「出」「入」という4つの方向性がある。これらの運動の協調よって人体の平衡を保っている。 また、各臓腑の気機は特有の運動があり、各臓腑の機能に反映される…

【解剖学Ⅱ-8】上肢の関節

上肢の骨「上腕骨」「尺骨」「橈骨」が終わったところで、骨同士をつないでいる関節について。 1.胸鎖関節・体幹と上肢を結ぶ唯一の関節。・胸鎖関節の動き → 肩関節の位置を変える。・胸鎖関節の内部は関節円板により2分される。 2.肩鎖関節・鎖骨の外…

【解剖学Ⅰ-9】循環器系

中間テストも終わり、いよいよ第二章の器官系へ。器官系は全部で10グループに分けられるという。 1.循環器系2.呼吸器系3.消化器系 ここまで前期の期末4.泌尿器系5.生殖器系6.内分泌系 ここまで後期の中間7.神経系8.感覚器経 ここまで後期の…

【生理学Ⅰ-8】循環系② 心臓について

今日はめちゃくちゃ重要なことだらけ。覚えることも多いし、しかもややこしいから頑張らないと。。 先週から循環ということで心臓血管系が始まったが、動脈・静脈と動脈血・静脈血を再度おさらい。 動脈と静脈 → 心臓から出るか、心臓に入るかで血管名が変わ…

【東洋医学概論-7】気について

精・気・血・津液の中の「気」について。 1.気の化生(生成)生成には肺・脾・腎を中心とする、多くの臓腑の機能により生成される。 人体の気は、 ・自然の清気 ・精からの化生 ・飲食物(水穀)からの化生 2.気の分類・先天の気:腎に貯蔵された先天の…

【経絡経穴概論】手の陽明大腸経

【陽明大腸経の五要穴】 原穴:臓腑の原気(元気)の状態が現れる →大腸の原穴:合谷 郄穴:急性症状 →大腸経の郄穴:温溜 絡穴:慢性症状/表裏する経脈を同時に治療 →大腸経の絡穴:偏歴 墓穴:臓腑の気が多く集まる(全て胸腹部) →無し 背部兪穴:五臓の…

【解剖学Ⅱ-7】尺骨&橈骨、手の骨

2.尺骨(内側の骨) ・肘頭(ちゅうとう):尺側上端で後上方にある突起で、伸ばした時に上腕骨の肘頭窩にはいる ・鉤状突起(こうじょうとっき):滑車切痕の下縁にある突起で、曲げた時に上腕骨の鉤突窩にはいる ・滑車切痕:鉤状突起と肘頭の間の関節面…