鍼灸師になるための学びの日々

人生の折返し地点で鍼灸師になることを決意。日々の学校の授業の内容を復習のためにブログに綴っていきます。

【生理学Ⅰ-5】白血球と血小板について

先々週は赤血球で、今日は白血球のお話。

白血球の大きさと数

・7~25マイクロメートルで赤血球よりやや大きい

・1平方ミリメートルの血液中に約5000~9000コ存在

 

白血球の種類 ※非常に重要!

1.顆粒球(かりゅうきゅう)

  1_1.好中球(白血球中最多。50~70%)中性

  1_2.好塩基球:アルカリ性

  1_3.好酸球:酸性

※見た目は同じため、染色液を使い、どれに染まりやすいかで分類する。酸性・中性・アルカリ性に分けられる。

働きは全く違う。(免疫系で詳しくやる)

 

2.単球(マクロファージ)

単球とマクロファージは全く同じ。

存在している場所によって名前が変わる。

 細胞の外→マクロファージ

 細胞の中→単球

 

3.リンパ球

 3_1.B細胞

 3_2.T細胞

 

 白血球の機能について

白血球は食作用抗体産生(抗体を作る)などの生体防御機能を持っている。

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①マクロファージや好中球による食作用

まず、病原菌が細胞内に入ってくると、マクロファージや好中球が病原体を細胞内に包み込み、病原菌を分解してくれる。→これを「食作用」という。

マクロファージの方が好中球よりも食作用が強いため、マクロファージを大食細胞好中球を小食細胞と呼ぶ。

 

②B細胞(形質細胞)による抗体再生

一度に病原菌が侵入するとマクロファージや好中球だけで退治できない。病原菌は細胞と細胞の間で繁殖する。これらをB細胞が抗体で無毒化してくれる。B細胞はタンパク質で出来ていて、リボソームの数が増えてパワーアップしたものを形質細胞と呼ぶ。

 

③T細胞による細胞性免疫

ウィルスなどの病原菌だと細胞内に侵入し、細胞内で繁殖する。タンパク質で出来ているB細胞(形質細胞)は分子が大きいため細胞内に入れなくなってしまう。そこで登場するのがT細胞。T細胞はウィルスなどに感染された細胞を、細胞ごと破壊してくれる。

血小板について

血小板の数

・直径2~5マイクロメートルの円盤状の細胞

・1平方ミリメートルの血液中に15万~40万コ存在

血小板の新生

 血小板は骨髄の幹細胞から巨核芽細胞を経て分化した巨核球の突起が分離して、血中に出たもの。

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■止血について

1.血小板血栓による一時止血

2.傷害された血管の収縮

3.血液凝固(1~3相)※血液凝固因子(Ⅰ~ⅩⅢ)が関与

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■止血のメカニズム

①出血

血管壁が破れ、出血が起こる。

②血小板血栓による一時止血

破れた血管に血小板が集まり栓をする。血小板からセロトニンが放出され、血管は収縮する。

※収縮し血管を細くし、出血を最小限に留める。

③血液凝固第1相

組織崩壊をきっかけに、血中の第Ⅹ因子活性Ⅹ因子に変換される。(やる気になった第Ⅹ因子=活性Ⅹ因子)

④血液凝固第2相

活性化された第Ⅹ因子はカルシウムイオンの存在下でプロトロンビントロンビンに変換する。(やる気になったプロトロンビンをトロンビンという)

⑤血液凝固第3相

トロンビンはカルシウムイオンの存在下でフィブリノゲンフィブリンに変換する。(やる気になったフィブリノゲンをフィブリンという)

フィブリン=Fibrin → 線維を意味する

⑥血液凝固完了

フィブリンの線維は血球をとらえて、血液凝固は完了する。

 

この血液凝固の過程で生じるゼリー状の塊を血餅(けっぺい)、塊の外に滲み出てくる透明な液体を血清という。

 

<線維素溶解>

血管内で一度凝固した血液は、血管が完全に修復されるとブラスミンという酵素によって再び溶解する。(血液が凝固しやすくなるのは避けないといけないので、色々なストッパーが付いている。)

 

プラスミン以外の抗凝固因子にはヘパリンが知られる。

 

各細胞成分の違い

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【東洋医学概論-5】日本の東洋医学の現状

東西両医学の違い

A.西洋医学の考え方
学問的な考え方:自然科学にあり、分析的な考え方
身体:組織・器官という様々な部分の集合体と捉える
診断:解剖学、客観的な評価基準を持つ

B.東洋医学の考え方
学問的な考え方:自然哲学
身体:人体をひとつの統一性を持った有機
重視:調和や平衡を重視する傾向
診断:五感を重視

健康観としては西洋医学の恒常性とは逆で、変動性に基づいている

治療では、自然治癒力を高めることに主眼を置き、個人差を重視する

C.両医学の独自性
西洋医学東洋医学は逆の視点を持っている。
両医学とも得意分野と不得意分野を併せ持っている。

例)
西洋医学 → 慢性疾患などの中には効果的な治療法の見いだせないものもある。
東洋医学 → 外科的な処置や感染症に対して十分な治療効果を発揮しにくい面がある。

 

日本の伝統的鍼灸

◎触診を重視

東洋医学の診察法である四診(望診、聞診、問診、切診)のなかで、特に切診(触診)を重視する。

◎腹心法

腹部の診察法

◎打鍼法

鍼先の形状をスリオロシ型にした鍼を小槌で叩くもの。

◎管鍼法

日本で開発された刺鍼法。

 

日本の伝統的鍼灸の診断と治療

経絡治療の特徴

◎脈診(六部定位脈診)

脈診は右左3箇所ずつ、計6箇所脈を取ることを重視。これによって経絡の虚実を判定。

五臓の虚で証を立てる

上記の脈診法から特に五臓の虚を導き出し、その臓の所属する経絡を補うことを治療の中心とする。

◎『難経』六十九難の子母配穴

脈診によって導き出された五臓の虚を補うのに、難経にある『虚すればその母を補う』という理論を使用。これを五兪穴に適用して治療穴を導き出す。

例)脾臓が弱い場合、脾臓は「土」で、母にあたる「火」は心臓なので、心臓のツボに刺激を与える。『母を強くすれば子に栄養が行く』

◎刺激は管鍼法

刺鍼方法は管針法で行うことが多い。

補瀉の方法としては、「迎随(げいずい)」「呼吸」「開闔(かいごう)」などが使われることが多い。

・迎随:鍼を刺す向き

 補法→流注の流れに沿って鍼を刺す

 瀉法→流注の流れの逆に鍼を刺す

・呼吸:吐く時に鍼を指し、吸う時は刺入を止める

・開闔:鍼を抜く時

 補法→すばやく抜鍼して、急いでその穴を按じ閉じる

 瀉法→ゆっくり抜鍼して、穴を広げるようにして閉じない

 

【経絡経穴概論-5】手の太陰肺経1回目

今日からいよいよ経穴のお話。

最初は手の太陰肺経。11コだけだが、もうお腹いっぱい。。。

経脈の流注

手の太陰肺経は、中焦に起こり、下って大腸をまとい(連絡している)、かえりて噴門部(ふんもんぶ)をめぐり、横隔膜を貫いて肺に属する

肺から器官、喉頭をめぐって腋下に出て、上腕前外側、肘窩[尺沢]、前腕前外側、手関節前面横紋外端の撓骨動脈拍動部(とうこつどうみゃくはくどうぶ)[太淵]、母子球外側を経て、母指外側端に終わる

前腕下部[列欠]より分かれた支脈が、示指外側端に至り、手の陽明大腸経につながる。

※12経脈の始まりと終わり、接続部を覚える!

この場合は、単独の終わりは「母指外側端」、接続部は「示指外側端」

 

※手の太陰肺経は外側(親指側)を通る

 

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LU-1.中府(ちゅうふ)

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※墓穴:気が多く集まる → 肺の気が多く集まる

 中 → 中焦など重要な部分

 府 → 大阪府京都府など人がたくさん集まるところ→気が多く集まる

 

※鍼を刺す時は刺入の向きに注意が必要!

 

LU-2.雲門(うんもん)

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門 → 外の空気の出入りするところ

中府と同じ疾患に効果がある

 

LU-3.天府(てんぷ)

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天府も「府」が使われているから、外の空気がよく集るところ

高血圧の鼻血によく使う

 

LU-4.侠白(きょうはく)

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経穴としてあまり使わない。。

「侠」…はさむ 「白」…五行色体表で「肺」をあらわす。→「肺を挟む」という意味が名前の由来

 

LU-5.尺沢(しゃくたく)※とても重要

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※合穴:逆気而泄(ぎゃっきじせつ) 肘や膝関節付近に存在する

呼吸器の場合は咳の症状。咳止めとして利用

 

「沢」…水が浅く溜まる→気が多く集まる。窪みによく使われる漢字

 

LU-6.孔最(こうさい)

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※郄穴:急性症状

急に肺の疾患が出た時に使われる

 

孔…穴を意味する。

肛門(大腸つながり)や鼻の穴の症状の時にも効く

 

LU-7.列欠(れっけつ)とても重要!

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※要穴が3つも揃っているので、非常に重要なツボと言える

※絡穴…肺の慢性疾患に効く。表裏関係にも効果的なので「大腸」

慢性の便秘に効果的!

※四総穴の「うなじ」…首の後ろがゾクゾクする症状。風邪を引いた時など

 

LU8.経渠(けいきょ)

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※経金穴…喘咳寒熱。肺に熱がこもる。
咳止めや風邪を引いた時に。

 

LU9.太淵(たいえん)※とても重要

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※ランドマーク的な役割。ここが取穴できないと他もズレる。

肺の疾患だったら何でもOK的なツボ!

 

※太淵、大陵(心包経)、神門(神経)は手関節掌側横紋上に並ぶ。

→3つ同じ高さで並ぶ時。4択で仲間外れ問題として国試に出やすい

 

LU10.魚際(ぎょさい)

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※肺経の滎火穴…身熱がこもる

のどの炎症や呼吸。熱を一緒に取り除いてくれる

 

・名前の由来…魚のししゃもに形が似てる

 

LU11.少商(しょうしょう)

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非常に痛いため、意識障害の時に用いる。

小商の「商」は五行色体表で「肺」にあたる

 

■ちょっと一息・・・

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【太陰肺経の五要穴】

原穴:臓腑の原気(元気)の状態が現れる

 →肺の原穴:太淵

郄穴:急性症状

 →肺経の郄穴:孔最

絡穴:慢性症状/表裏する経脈を同時に治療

 →肺経の絡穴:列欠

墓穴:臓腑の気が多く集まる(全て胸腹部)

 →肺の墓穴:中府

背部兪穴:五臓の疾病反応が出やすい(背中や腰。手足には無い)

 →無し

【太陰肺経の五兪穴】

井穴:心下満(心窩部の膨満感や緊張)

 →肺経の井木穴:少商

滎穴:身熱(体の熱)

 →肺経の滎火穴:魚際

兪穴:体重節痛(身体が重だるく、関節が痛む)

 →肺経の兪土穴:太淵

経穴:喘咳寒熱(呼吸困難、喘息、悪寒、発熱)

 →肺経の経金穴:経渠

合穴:逆気而泄(逆気=のぼせ、而泄=漏らす)

 →肺経の合水穴:尺沢

【生理学Ⅱ-5】胸郭と上肢帯(鎖骨と肩甲骨)

胸郭とは、

胸椎(12コ)、肋骨(12対)、胸骨(1コ)で構成される鳥かごのような骨格。

1.胸骨(1コ)

胸骨柄、胸骨体、剣状突起からなる扁平骨

 ※胸骨柄はネクタイの結び目

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頚切痕:胸骨柄の上縁正中の切れ込み

鎖骨切痕:頚切痕の外側で、鎖骨との1対の関節面

肋骨切痕:胸骨柄から胸骨体の良縁に7対ある肋骨との関節面

胸骨角:胸骨柄と胸骨体の結合部で、出っ張りのある部分(両端には第2肋骨が連結

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2.肋骨

・肋骨頭:肋骨の後端で、胸椎体と関節をなす

・肋骨頚:肋骨頭に続く細い部分

・肋骨体:肋骨頭に続く、やや太くなった部分

・肋骨結節:肋骨頭と肋骨体の移行部の外側面の膨らんだ部分(胸椎の横突起と関節をつくる)

肋骨角:肋骨結節の少し外側で肋骨体の弯曲度が急に変わる部分

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・肋骨溝:肋骨体の下縁の溝で、肋間動静脈・神経が通る部分

 

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・真肋:第1~7肋骨は肋軟骨を介して胸骨につく

・仮肋:第8~12肋骨は直接胸骨につかない

・肋骨弓:第7~10 肋軟骨が連結してつくる

・浮遊肋:第11,12肋骨は遊離しておわるf:id:mikkun_0819:20190517225916j:plain

※仮肋は11と12も含む!境目は第7肋骨。

 

長い骨の時は「」「」くびれている部分「」という3つの文字が入ることが多い。

 

上肢の骨格

1.鎖骨

・内側端は胸骨端と呼ばれ、胸骨柄と胸鎖関節をなす

・外側端は肩峰端(けんぽうたん)と呼ばれ、肩峰肩鎖関節をつくる

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2.肩甲骨

・肩甲骨は逆三角形をした扁平な骨で、三角形の頂点部分を上角・下角・外側角という

・三角形の3辺は上縁・内側縁・外側縁という

 

肩甲下窩(けんこうかか)→骨盤剥がしで指を入れるところ

肩甲棘:背側面の上、約1/3で外上方に斜めに走る骨隆起

肩峰(けんぽう):肩甲棘 外側端の大きい扁平な突起

棘上窩(きょくじょうか):背側面 肩甲棘より上部

棘下窩(きょくかか):背側面 肩甲棘より下部

烏口突起:関節窩の上方から出る前方に曲がった突起

 

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間接窩:肩甲骨外側角の、特に肥厚したくぼみ

関節上結節:関節窩の直上

関節下結節:関節窩の直下

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肩甲切痕:上縁の烏口突起の基部にみられる切れ込み→神経の通り道

 

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※左右の下角と下角を結んだところに胸椎の7番がある。

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※「窩」がたくさんあるので、それぞれの位置をしっかり把握する!

・肩甲下窩 → 肩甲骨前面に位置する

・棘上窩、棘下窩 → 肩甲骨背面に位置する

・間接窩 → 肩甲骨の外側に位置する

 

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※国試にもよく出るっぽい。

肩甲骨で体表から触られる部分はどこか!? → 「肩峰」

 

■もう一度、肩甲骨と鎖骨と肋骨、胸骨あたりをおさらい

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【生理学Ⅱ-6】脳幹について

先週やった内容が全く頭に入っていなく焦った。。。

脳と脊髄の話で、先週は「脊髄」。そして今日は「脳幹」のお話。

脳幹の構造

大後頭孔(だいこうとうこう)を超えて、頭蓋内へ伸びてきた脊髄と言うことで「延髄」の名がある。延髄の上方には表面に多数のシワの横切る「(きょう)」の盛り上がりが見られる。

延髄と橋、それに中脳をくらえて、大脳を支える幹のように見えるところから「脳幹」と呼ばれる。

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脳幹の機能

1.様々な中枢が存在する。(中枢→コントロールするところ)

 ■延髄に存在する中枢

 ・呼吸中枢(呼息中枢、吸息中枢)

 ・循環中枢(心臓の働きをコントロールする)

 ・消化に関する中枢:嘔吐中枢、嚥下中枢、唾液分泌中枢

生命の維持に深く関わっている。これらが働かないと死んでしまう。。

 

■橋(きょう)に存在する中枢

 ・排尿中枢:抑制の働き(トイレに行けないから我慢、など)

 

■中脳に存在する中枢

 ・姿勢反射中枢

 ・眼に関する中枢:目の運動反射に関する中枢、対光反射中枢

 

・姿勢反射中枢→酔っ払って電車で寝てしまいそうな時、このおかげで倒れない。逆に働かないくらい飲んでしまうと、倒れてしまう。

・対光反射中枢→ペンライトを当てると黒目が小さくなる。

 

2.多数の脳神経核が存在する

神経核とは、脳幹に付いている脳神経の細胞体を「核」と言う。

 

脳神経は全部で12対存在し、そのうち10対の脳神経が脳幹に付く。

 

第Ⅰ神経核:嗅神経(きゅうしんけい)

第Ⅱ神経核:視神経(ししんけい)

第Ⅲ神経核動眼神経(どうがんしんけい)

第Ⅳ神経核:滑車神経(かっしゃしんけい)

第Ⅴ神経核:三叉神経(さんしゃしんけい)

第Ⅵ神経核:外転神経(がいてんしんけい)

第Ⅶ神経核:顔面神経(がんめんしんけい)

第Ⅷ神経核:内耳神経(ないじしんけい)

第Ⅸ神経核:舌咽神経(ぜついんしんけい)

第Ⅹ神経核:迷走神経(めいそうしんけい)

第Ⅺ神経核:副神経(ふくしんけい)

第Ⅻ神経核:舌下神経(ぜっかしんけい)

 

いでる 動(眼)(滑)車三(叉)つの外(転)

顔(面)(内)耳あり舌(咽)ありて

迷(走) 舌下

※12脳神経の名前とローマ数字をセットで覚える!

 

■延髄に存在する脳神経核

第Ⅸ神経核:舌咽神経(ぜついんしんけい)

第Ⅹ神経核:迷走神経(めいそうしんけい)

第Ⅺ神経核:副神経(ふくしんけい)

第Ⅻ神経核:舌下神経(ぜっかしんけい)

 

■橋に存在する脳神経

第Ⅴ神経核:三叉神経(さんしゃしんけい)

第Ⅵ神経核:外転神経(がいてんしんけい)

第Ⅶ神経核:顔面神経(がんめんしんけい)

第Ⅷ神経核:内耳神経(ないじしんけい)

 

■中脳に存在する脳神経

第Ⅲ神経核動眼神経(どうがんしんけい)

第Ⅳ神経核:滑車神経(かっしゃしんけい)

 

※存在する場所が、上から順番にⅠ~Ⅻとなっていく。

上から「中脳」→「橋」→「延髄」

 

3.感覚性上行路

脊髄から視床に上行する感覚性上行路が通る


4.運動性下行路

上位中枢から脊髄に下行する運動性下行路が通る


※脳幹はこれらの通り道となる

 

5.自律神経機能や運動機能の中枢がある

 ・自律神経:呼吸中枢や循環中枢など

 ・運動機能:ココは後期で詳しくやる!

 

6.意識と覚醒に重要な神経回路がある

 ・上行性細毛体賦活系 → PCの電源みたいなもの。ここの働きが停止すると眠りにつく。

 

 

【はりきゅう実技Ⅱ-6】灸術の種類(無痕灸)

先週は有痕灸の種類を習い、今週は無痕灸について。

1.隔物灸(かくぶつきゅう)

皮膚と艾炷の間に何か物を置くお灸。

 

生姜灸、大蒜灸(にんにく)、韮灸(にら)、味噌灸、塩灸

 

最近ではそれぞれの成分の薬理効果も合わせる。

 →温熱緩和+薬理効果

 

・味噌灸…ガンに使われる。瘀血(血がドロドロ)に効果的

・塩灸…水気を取ってくれる。浮腫(むくみ)に効果的

 

2.艾条灸(がいじょうきゅう)

棒灸 → 艾をギュッと詰めているため先端が300度位になる。通常は100度くらい。

・広い面で熱を入れたい時。棒で動かせるので便利。

・子供にも。

 

3.薬物灸

天灸、漆灸、水球、墨灸、紅灸

 

4.その他

知熱灸、温灸、枇杷の葉灸(アミダグリンという成分に抗癌作用がある)

 

 

【はりきゅう理論-6】特殊鍼法について

1.小児鍼

体内に刺入することなく、皮膚刺激を与える

■針の種類

接触鍼:集毛鍼、振子鍼、いちょう鍼

②摩擦鍼:車鍼(ローラー鍼)、いちょう鍼、ウサギ鍼

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■対象、適応

生後2週間~小学生

鍼刺激に過敏な人


■効果
疳の虫、風邪、扁桃炎、眼精疲労、消化不良など

 

2.皮内鍼、円皮鍼

■皮内鍼の種類

赤羽幸兵衛の発案で、細く短い(3mm~7mm)鍼を用いる

鍼を筋層へ刺入せず。

皮内に水平に刺入し、持続的に刺激を与える。

 

■皮内鍼の適応

疼痛性(とうつうせい)の疾患に用いる。

 

■円皮鍼

画鋲状になった短い鍼を垂直に刺入し、持続的に刺激を与える。

 

3.灸頭針

置鍼した鍼の鍼柄に艾を球状につけ燃焼させる方法。

鍼の機械的刺激と、灸の温熱的刺激を同時に与えようとするもの。

※鍼体を介しての熱伝導はほとんどなく、皮膚表面への輻射熱が主。

 

4.その他

・イオン鍼

・鍉鍼(ていしん)

・耳鍼(みみばり、じしん)

・レーザー鍼